フリーアナウンサーの森香澄が出演するテレビ朝日系バラエティー『森香澄の全部嘘テレビ』SP（毎週水曜）が、31日深夜2時10分から放送された。

　今回は賛否別れる問題をコメンテーター達の目線で切り込んでいく番組「賛否両論」企画で、MCを山添寛（相席スタート）が務め、コメンテーターは森のほかに鈴木拓（ドランクドラゴン）、田中美久、東ブクロ（さらば青春の光）が参加した。

　世の中の多数派の意見に同調するのではなく、敢えて少数派の逆張りコメントをしまくり自分の発言でどれだけネットニュースを生み出せるかコメントの話題性を競い合う企画。スタジオには、本物のネットニュースの記者がニュースになりそうなコメントをリアルタイムでチェック。多数派意見を森、少数派の逆張り意見をほかのコメンテーター3人で討論し、炎上上等の逆張りコメントで1番ニュースを生み出した人が優勝となる。

　最初のテーマは“恋人がお風呂に入らないのはアリ？ナシ？”「これはナシですよね、どう考えても。臭いですし」と強く批判した森。「だって恋人って一番距離が近いわけですから」と煽る。

　一方田中は「恋人だから1ヶ月でも全然あり」と淡々と答え、真っ向対決。一同驚く中、「好きな人のニオイなら臭くても愛せる」と話し、さらに「風呂に入らない時もある」と告白。田中の好きな異性のニオイは足の裏だという。

　さらに好きな人の垢も食べられるとまで話す田中。「アリ」と答えたのは東ブクロ。「交尾をする前にお風呂入る動物いますか？人間だけでしょう？おかしいことしてるんですよ」と持論に「盲点でした」と山添も納得してしまう。

　続いてのテーマは「デートで男性が奢るべき？」「奢らなくていい。男女の差はないです」と答える森。今までのデートで一番払ったのはいくらか聞かれると「2000円くらい」と含み笑いしながら答えた。これに対して田中は「絶対に男性が奢るべき。財布すら持っていかない。過去に奢って貰った最高額は50万円」と話す。記者の評価タイムでは、森のトークを「小悪魔女子 森香澄、男性との食事で出した最高額は2000円」などと良い見出しになる話が多かったと評価。森はまんざらでもない、という反応だった。

　続いては“新幹線の背もたれガッツリ倒してきたら怒っていいか悪いか？”という議題。「怒っちゃダメ。当然の権利。全員平等に倒せる仕様だから怒るのはお門違い」と力説する森。

　これに対して田中は「自分は倒すけど、他人には絶対に倒させたくない！」と主張。席を倒したい森がどんな感じになるか即興でやってみることに。淡々と倒したい理由や方法を話し、倒したいと主張する森に「無理です」の一点張りでピりついた空気に。森もお手上げ状態だった。

　記者は「あざと女王森VSグラビア界の新星田中　背もたれ論争で舌戦を展開」とキャッチーな見出しを生み出す逆張りトーク展開だったと評価。最終結果が発表されると、ネット記事になる本数が多かったのは田中が14本で1位。2位の森は12本だった。世間の多数派と同じ意見を主張しているにも関わらず、ネット記事を多数生み出した森は「私に対して世間の人が逆張りですね」と締めた。

https://www.oricon.co.jp/news/2361944/full/