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何曜日に生まれたの


『何曜日に生まれたの』野島伸司氏の最新作、前回流血エンドから今夜“衝撃の最終回” …あらすじ | ニコニコニュース


野島伸司氏の作品っていつもドキドキさせられますよね。前回の流血エンドからのストーリー展開が目を離せない!絶対に最終回は見逃せません。

 俳優・飯豊まりえが主演を務める、ABCテレビテレビ朝日系ドラマ『何曜日に生まれたの』(毎週日曜 後10:00)が、きょう8日最終回を迎える。

【場面カット】ついにアガサが外出?『ナンウマ』最終回より

 脚本家野島伸司氏のオリジナル作品。18歳から10年間引きこもってきた黒目すい(飯豊)をめぐる、サスペンスあり、恋愛あり、青春ありの謎に満ちあふれたジェットコースタードラマ

 売れない漫画家の父・丈治(陣内孝則)と人気ラノベ作家の公文竜炎(溝端)が、すいをモデルにした作品を共作することになり、10年前のバイク事故の真相が次第に明らかに。そして、公文が事故に関係していたことも分かった。

 すいは引きこもりを脱し、前回の第8話では、それまで人と交流することを拒んできた公文の心境にも変化が生まれ、それぞれの人生に明るい兆しが見えた。しかし、それもつかの間、大事件が発生した。

 公文の代表作『死にたがる彼女を1000回救う』のヒロイン・アガサと同じオレンジ色のウィッグをつけたセーラー服姿の熱狂的ファンが公文のサイン会に訪れ、「どうして、私を、書くの?」と問いかけ、ナイフで襲いかかった。

最終回あらすじ

単行本第1巻発売記念サイン会で、公文が熱狂的なファン山之内すず)に襲われた。編集長の久美(シシド・カフカ)は対応に追われ、現場は大混乱となる。

一方その頃、すいはアガサこと公文の妹・蕾(白石聖)に会うため1人病院へ。すいは、10年前のバイク事故以降、自らを見守り続けてくれていた公文のおかげでコモリビト状態から脱出できた。過去のトラウマから仮面を被り続ける公文を、そして妹の蕾を救いたいと、すいは蕾とおそろろいのオレンジウィッグを被り、中庭から病室へメッセージを送り続ける。

サッカー部のメンバーたち悠馬(井上祐貴)・純平(YU)、瑞貴(若月佑美)・リリ子(片山友希)・健人(濱正悟)も、過去のわだかまりや悩みを乗り越え、新たな人生の一歩を踏み出そうとしていた。そして悠馬は、すいを連れてホントの海へ行き、ホントの想いを伝える。

公文に救われたすい、すいが救いたい公文、そして新たな道を歩き始めるサッカー部のメンバーたち、彼らが選んだ未来とは。稀代の脚本家野島伸司が描く結末とは。衝撃の最終回

『何曜日に生まれたの』最終回より(C)ABCテレビ


(出典 news.nicovideo.jp)



飯豊まりえが明かす、対人関係のストレスとは?


「飯豊まりえさんの「すい」で始まるニックネーム、可愛らしいですね!愛されキャラの溝端淳平さんも「公文」を動かすとはさすがです。確かに対人関係はストレスの9割を占めることもありますが、「でも1割は素敵なことがあるかも」という考え方はとても前向きで素敵です。」

飯豊まりえが主演を務めるドラマ「何曜日に生まれたの」(毎週日曜夜10:00-10:54、テレビ朝日系)の第8話「単行本1巻発売記念握手会の日」が10月1日に放送された。(以下、ネタバレを含みます)

【写真】円陣を組んですいを応援する高校時代のサッカー部の仲間たち

■「何曜日に生まれたの」とは…

ドラマは、野島伸司が脚本を務めるオリジナル作品。高校時代のある事件をきっかけに10年間引きこもりの生活を送る女性を主人公に描く「ラブストーリーか、ミステリーか、人間ドラマか、社会派か」先が読めない予測不能の作品。

飯豊は、ボサボサ髪、スウェットにTシャツ、趣味はネットゲーム引きこもり歴10年の20代女子の黒目すいを演じる。溝端淳平は、そんなすいの社会復帰を物語にしようと画策する小説家・公文竜炎を、陣内孝則がすいの父で、不器用ながらも娘を思う落ち目の漫画家・黒目丈治を演じている。

さらに、シシド・カフカはすいの父・丈治がレギュラー連載を持つ出版社の毒舌な編集長・来栖久美として、早見あかりが久美の妹で、公文と奇妙な同居生活を送っている来栖芽衣として出演。そして、すいの高校時代の同級生若月佑美、井上祐貴、YU、片山友希、濱正悟が演じている。

■すいは公文と10年前に出会っていた

スマホに盗聴器が仕掛けられていたことを知ったすいは、家を飛び出して1人焼肉へ。その途中、横断歩道を渡る時に危うく車にぶつかりそうになり、靴が脱げた。

少し足を痛めたようだが無事だったすいは、無事1人焼肉デビューを果たす。やけ食い気味に食べ始めるが、車が近づいて靴が脱げるというシチュエーションが10年前の事故の時と重なり、当時の状況がフラッシュバックした。

バイク事故を起こし、雨宮は倒れたまま、すいも大怪我をしているが意識はあり、やってきた車に助けを求めた。その車から降りてきた人物は公文竜炎だった。

その記憶が戻ったすいは家に帰って、父親・丈治に「(盗聴で)遊ばれたり、笑われたりしてたワケじゃなかった。見守られてたの。10年前から。雨宮くんとの事故の時、車で病院まで運んでくれたのは公文さん」と打ち明けた。「私、ずっと見守られてたんだ、たぶんずっと」と安堵の笑みを浮かべながら。

■すいと妹・蕾に共通する何かを見た公文

すいをモデルにした作品の第1巻が完成し、編集長の久美はサイン会をしたいと考えていた。しかし、「ストレスの9割は対人関係です。なぜ敢えて他人と接触しなければならない」と、人前に出ることすら拒んできた公文はもちろんサイン会の提案を拒否。

前回から登場したオレンジ色の髪の少女・アガサ。彼女は公文の妹・蕾(白石聖)で、母親とその再婚相手を包丁で刺し、医療少年院に送られたことがあり、その後も自傷行為を繰り返すため、現在は病院に収容されている。

10年前、妹・蕾の見舞いに行った帰り道に、公文はすいと雨宮の事故現場を通りかかり、2人を病院に連れていった。大きな事故でパニック状態になっているすいと、事件を起こしてしまった妹・蕾。2人が抱える心の傷に公文は共通する何かを感じたのだろう。

妹の蕾を見守るのと同じように、10年前からすいのこともずっと気にかけてきたに違いない。

■すい、アガサと対面「あなたは悪くない。ただ優しくて弱かっただけ」

公文は実家を離れていたため、蕾が虐待を受けていたことに気づかなかった。気づいた時には蕾の心は壊れてしまっていて、手遅れ状態だと思った公文は“アガサ”という別人格を蕾に与えることにした。現実逃避ではあるが、蕾を守る唯一の方法だと思って。

スマホの盗聴”を盾にして、父・丈治と編集長・久美にすいは“アガサに会いたい”とお願いをする。公文に内緒で、久美はすいを蕾のいる病院へと連れて行った。“こもりびと”だった自分を公文が外に連れ出してくれた。だから今度は自分が蕾を外に連れ出してあげたい。そんな思いもあったのだろう。

「あなたは悪くない。ただ優しくて弱かっただけ」と蕾に話しかけるすい。蕾は発作を起こしてしまい、すいは病室から追い出されてしまうが、それでも蕾を助けたいと訴え続けた。

■すいの言葉が公文を動かしサイン会を開催するが、公文が襲われる事件が発生

公文に会ったすいは、10年前のことを思い出したと伝えた。そして蕾の話になり、公文は「これは家族の問題です」と言って、”他人”のすいに関わってほしくないという考えを話した。それを聞いたすいは、「でもあなたは私に介入した。私と父、家族の問題なのに。でも、感謝しているんです」と返した。

他人に関わり、“こもりびと”だった自分を救ってくれた公文。その公文に感謝しているすいは、蕾を救い、そして蕾をそのような状態にさせたと苦しんでいる公文も助けたいと思っていた。

しかし公文は、蕾にとってオレンジウイッグのアガサがお守りになっていて、そのアガサが“公文竜炎”にとってのお守りになっているとすいに話し、「私は可哀想な妹を書いて成功した。物書きの性(さが)だとしてもひどい行いだ。悪魔に魂を売り渡したと言ってもいい」と自戒の念を込めて語った。

「公文さんこそ“こもりびと”じゃないですか。もっといろんな人と会わないと」と言うすいに「ストレスの9割は対人関係です」と自身の考えをここでも伝えるが、すいは「でも1割は素敵なことがあるかも」と。

ベストセラー作家の公文竜炎でなく、本名の”三島公平”自身に訴えかけるように話すすい。その思いが結果的に公文を動かしたのだろう。公文は、頑なに拒んでいたサイン会を開催した。

サイン会は長蛇の列になるほどの盛況ぶりだったが、オレンジウイッグの少女(山之内すず)に「どうして私を書くの?」と言われ、刃物で襲われる事件が発生する。思いもよらなかった急展開。次回、最終回でどんな結末を迎えるのかが気になる。

◆文=ザテレビジョンドラマ


10年前の事故の日に公文と会っていたことを思い出したすい(飯豊まりえ)/(C)ABCテレビ


(出典 news.nicovideo.jp)



ドラマ『何曜日に生まれたの』で描かれるサッカー部のエースの事故に、ファンが静かに増殖中


このドラマ『何曜日に生まれたの』は、サッカー部のエースが大事な試合の前に事故に遭うという設定が非常に興味深いですね。一体どんな事故が起きるのか、そしてそれがどのように物語に影響を与えるのか、非常に気になります。

このドラマジャンル分けするのは難しい。恋愛ドラマであり、ミステリー要素もあり、ヒューマンドラマ的な側面もある。


朝日放送テレビの日曜ドラマ『何曜日に生まれたの』のおもしろさは、静かに、波立つように広まっている。本記事では、通称・ナンウマの魅力を言葉にすることに挑戦したい。


◆恋愛+ミステリーヒューマンドラマ



『何曜日に生まれたの』公式サイトより



高校時代に経験した“とある事件”により、引きこもり(通称・コモリビト)になった黒目すい(飯豊まりえ)。当時サッカー部のマネージャーだった彼女は、エース的存在だった雨宮純平(YU)とともにバイクで海に出かけ、事故に遭う。どちらも一命をとりとめたものの、純平はその後、試合に出ることはかなわなかった。


なぜ彼らは、大事な試合の前に、バイクで海へ出かけたのか? それが、このドラマの最大の謎として君臨する。


◆不穏な空気感漂う
すいは長らくコモリビト生活を送っていたが、漫画家である父・丈治(陣内孝則)が、カリスマラノベ作家である公文竜炎(溝端淳平)と組んで新しい漫画を作ることに。すいの人生、いわばコモリビトになるきっかけとなった事件をモデルに、物語を組むことなった。


作品のため、10年ぶりにコモリビトから脱却したすいは、当時のサッカー部員・江田悠馬(井上祐貴)や、もう一人のマネージャー・江田瑞貴(若月佑美)らと再会する。彼らとやりとりをするうちに、例の事件の真相にも近づいていくことになる。


大きな謎を解き明かしていく過程は、求心力のあるミステリーとしてぐいぐい引き込まれる。そのなかで、彼らのあいだを縦横無尽に飛びまわる恋愛の矢印が、生々しいほどに浮かび上がってくる。


公文や丈治の担当編集者である来栖久美(シシド・カフカ)は、彼らがつくる漫画を「鮮烈なピュア・ラブストーリー」として世に送り出そうとしている。しかし、少しずつ透けて見えてくるのは、あまりピュアとは言い難い思惑や疑念だった。


◆思わずハッとするセリフ「積極的シングルマザー


恋愛やミステリー要素も外せないが、このドラマにおいて、ふと出てくる深いセリフも見逃せないポイントである。


そもそも、長らくコモリビトだったすいが、父のため漫画のために苦手な人間関係に向き合う……。この時点で、ヒューマンドラマに欠かせない「葛藤、苦しみ」や「主人公の成長」がある。くわえて、シングルマザーである来栖編集長の言葉が、なんとも胸に迫るのだ。


「精神的にも経済的にも自立した女性は、ミニマムな愛を求めるようになる」。来栖編集長いわく、名付けるなら「積極的シングルマザー」とも言える存在だ。優秀な男性の子どもを産み、相手とは籍を入れず、自分と子どもだけの最小単位でシンプル生きる。世間からは目をひそめられるような価値観かもしれない。しかし、当人が納得している生き方や選択を、他の誰が責められるだろうか。


◆結局、このドラマジャンルはなんなのか
このドラマの主軸は、「10年前の交通事故はなぜ起こったのか?」の謎、そして、すいを取り巻く恋愛模様である。しかし、思わず聞き流してしまいそうなちょっとしたセリフが、驚くほどにこのドラマの深みと厚みを増す要因になっているのは、間違いない。


<文/北村有>


【北村有】葬儀業界を経て2018年からフリーランス。映画やドラマなどエンタメジャンルを中心に、コラムや取材記事を執筆。菅田将暉が好き。



『何曜日に生まれたの』公式サイトより


(出典 news.nicovideo.jp)


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