「会自体の存在も知らない」

「当該社員は関与していない」

1月27日に行われたフジテレビの“10時間超えのやり直し”会見。嘉納修治元会長(74)や港浩一元社長(72)の口から繰り返し語られたのが、中居正広(52)の「女性トラブル」への関与が報じられているフジ編成幹部・Ａ氏の“無実”だ。

フジテレビは12月27日にホームページ上でA氏の関与を否定して以来、その姿勢を貫いている。今回の会見でもその主張はブレなかったが、一部の記者からは、

〈女性のヒアリングを欠いて、社員Aが関与なかったと言い切れるのか。履歴はあとで消すこともなんだってできます〉

といった厳しい質問が飛んだ。さらに、記者が港元社長へ「しっかりしろ！」と声を荒げるなど紛糾する場面も見られたが、フジテレビ側は最後までA氏の関与を否定した。

一方、この問題を報じ続ける『週刊文春』は1月28日までに、内容の一部訂正を行っていたことを公表。1月29日にはホームページ上で『フジテレビ・中居問題　記事の訂正について【編集長より】』と題した更新を行い、その中で訂正理由について、

〈昨年12月26日発売号では、事件当日の会食について「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」としていました。しかし、その後の取材により「Ⅹ子さんは中居氏に誘われた」「A氏がセッティングしている会の“延長”と認識していた」ということが判明したため、1月8日発売号（第2弾）以降は、取材成果を踏まえた内容を報じてきました〉

と説明。その上で、中居問題へのA氏の関与については、直前に開かれた同氏、X子さん、中居参加のバーベキューなどを根拠に〈A氏が件のトラブルに関与していた事実は変わらないと考えています〉としている。

はたしてA氏は関与したのか。それともしていないのか。文春とフジテレビの主張が平行線を辿るなか、当事者であるＡ氏は、いまだに公にコメントを発信していない。はたして、中居にＸ子さんを仲介していたのか。

１月下旬、「FRIDAY」は渦中のＡ氏を独占直撃した。Ａ氏は真っ黒なコートにマスクをつけ、髪の毛はボサボサ。当初は記者の呼びかけを無視していたが、質問を続けると根負けしたように足を止め、「忙しいので手短に」と、取材に応じた。

――中居さんのトラブルに、Ａさんは関与していたのでしょうか。

「中居さんがＸ子さんと二人で会ったことも知らない。会自体の存在も知らない。誘われてもいないし、キャンセルもしてない。間違った報道がされて悔しいです」

1月31日発売の『FRIDAY2月14日号』と、有料版『FRIDAY GOLD』では、編成幹部A氏が独占直撃の中で明かした、数々の「女子アナ参加飲み会」への主張や、騒動以降の中居やX子さんとのやりとりについて詳細している。

https://friday.kodansha.co.jp/article/411034

渦中の″フジ編成幹部A氏″が重い口を開いた!「中居正広問題」と「自身の不倫トラブル」
https://friday.gold/article/314519