Ｊリーグは６日、都内で臨時実行委員会を行い、最短で２０２６年から目指す「秋春制」に移行前のシーズンは０・５年シーズンとして大会を開催する方針を示した。

　現在の２月開幕から８月開幕に移行するためには、２５～２６年にシーズンを１・５年（２月～翌年５月）、または１年（２月～１２月）プラス０・５年（２月～５月）を行う案があった。１・５年の場合のリーグ戦は２０チームで５７試合と長丁場となり、選手のモチベーション面や決算期をまたぐなど課題が多かった。

　クラブ経営の観点からも年度をまたぐよりも、０・５年シーズンで開催する方針となった。

　会議では、各カテゴリー間での昇降格を設けるべきとの意見も挙がった。一方、０・５年シーズンは実質３か月程度のため、各カテゴリーで総当たりのリーグ戦形式（１９試合）の開催は困難。大会形式は今後、継続的に議論していく見通しという。

　クラブ側との意見交換は最終確認を終え、１４日の実行委で各クラブに賛否を３択で問う予定。リーグが起案する２６年からのシーズン移行に対し、Ｊ１～Ｊ３の全６０クラブが〈１〉賛同する、〈２〉賛同しない、〈３〉継続的な議論が必要なため現時点で賛同しない―から選択して投票する。その結果を踏まえて、１９日の理事会（チェアマン＋理事８人による多数決）で過半数の賛成をもって最終決定する。

12/6(水) 18:08　スポーツ報知
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